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勉強方法さえわかっていれば公務員試験なんて楽勝?
どんなテストにも傾向と対策はあるもの。詳細や実践は学校に行くのが一番ですが、
掴みや概要についてはこのページでバッチリ解説!

勉強方法とは

公務員になりたいと思っていても、「そもそも公務員になるにはどうすればいいのか?」「公務員ってどんな種類(職種)があるの?」「どうすれば合格できるの?」「試験内容は?」といった疑問が出てくるのではないでしょうか。
公務員と一口に言っても国家公務員や地方公務員、教師や警察などの公安系も公務員です。なのでそれぞれの仕事内容を知り自分がどういう仕事をしたいのかということも考えていかなければいけません。
また、公務員試験は一般的には難関試験となっているのでしっかりとした対策を練る必要があります。
公務員人気はずっと続いており、それなりの学歴がある人も対策をしなければ合格することができません。そして最近は面接試験も重視されているので公務員になることは難しくなっているのです。
しかし、半年から長くても1年間しっかりと対策をすれば誰でも合格できる試験です。
本記事では公務員試験について何も知らない人でも公務員試験とは何か、どのように勉強を進めていけば良いか、といったことを徹底的に解説していますので、これから公務員を目指す人は参考にしてみてください。

自分がどの試験区分なのかを確認しよう!

公務員の種類だけ公務員試験の種類があります。
あなたが高卒なのか大卒なのか。国家公務員になりたいのか地方公務員になりたいのか、その中でもどこの省庁や自治体の職員になりたいのか。さらに行政系なのが技術系なのか。これら全てにおいて公務員試験を受けるにあたって試験の形式が異なってきます。
まずは学歴ごとに試験の「程度」が異なり、「大学卒業程度」「短大卒業程度」「高校卒業程度」のように分類され、試験によっては「1類」「2類」「3類」、また「上級」「中級」「初級」といった分類もありますがいずれもそれぞれ大卒、短大、高卒程度と同義です。
大学卒業程度とは大学を卒業する見込み、もしくは大学を卒業している必要はありません。あくまで試験内容が法律や経済、技術職であれば工学系というように大学で学ぶ内容となっているためであるので、年齢要件さえ満たしていれば受験できるところがほとんどです(学歴要件がある試験もあるので必ず受験要項で確認してください)。
そして職務内容によって試験「区分」が異なり、「◯◯県採用試験」とある場合でもその中で職務内容ごとに試験区分が分けられ、文系職種であれば行政、法律、経済区分、理系職種であれば建築、電気、機械というように分類されます。
文系・理系というのは目安に過ぎず、例えば法学部の人が電気職を受験したり、逆に理系の人が行政職を受験することも可能です。実際、理系の人で行政職を受験する人はたまに見かけますので、法律や経済をきちんと勉強すれば合格はできると思います(逆のパターンはかなり少ないですが)。
さらには警察事務や学校事務、一般事務という区分もあり、公務員というのは実に様々な職務内容となっているのでそれだけ公務員試験の種類が存在するということだけ覚えておいてください。
全てを網羅することは不可能なので、文系であれば大卒程度の行政職(事務職)の試験、理系であればそれぞれ専攻してる分野(電気や建築などの技術職)を受験するのが一般的だと思っておいておけばいいでしょう(なお、高卒の方であれば高卒程度の試験を受験するのが通常です)。
他にも保育士や薬剤師などの資格免許職、警察や消防といった公安職もあるので、現在自分が何を学んでいて、将来的に何をしたいのかを明確にしていくことが重要となります。
ちなみに、いずれの試験区分も年齢制限があります。国家公務員よりも地方公務員のほうが制限は緩やかであり比較的高齢でも受験できる実隊が多くあります。20代半ば前後までであればほとんどの試験が受けられますが、20代後半や30代以降になると、選択できる範囲が狭まるので必ず受験先の要項を確認するようにしましょう。
民間企業等で経験がある方は「経験者採用」という枠で受験することができます。詳しくは社会人が受験できる公務員試験の内容と採用後の待遇についてをご覧ください。
また、社会人経験がなくても最近は年齢制限の引き上げに伴い受験できる自治体は増えています。年齢制限はほぼない!30歳以上でも受けられる公務員試験はたくさんあるを参考にしてみるとよいでしょう。

難易度だけで受験先を決めるのは危険!

巷にはよく公務員試験の難易度ランキングなるものが存在していますが、基本的にあれはあてにしないほうがいいでしょう。
というのは、最近の公務員試験は筆記試験だけでなく面接試験も重視されているので筆記試験でいくらいい点数を取っても採用に至らないケースも多くあります。
また公務員試験は試験科目が膨大であるため(後述)、大学受験で何の科目を選択したか、また何を専攻しているか、受験する試験に専門試験があるかどうかでかなり変わってくるので一概には言えないというのが正直なところです。
ですが、よく公務員に合格するのに必要な勉強時間は大卒レベルの行政職試験であれば1000?1500時間と言われており、一般の人であれば半年?1年勉強すれば受かる試験ではあります。
ただ、よく受験生から「今からやって間に合いますか?」や「どれくらい勉強すれば合格できますか?」と聞かれますが、上記のように大学受験でどのくらいの科目を勉強したか、受験先の出題科目は何かによって大きく変わるため明確な回答はできません。
強時間については公務員試験合格に必要な勉強時間について知っておきたいことでもまとめていますので、気になる方は参考にしてください。
(なお、場合によっては半年以内の短期で合格することもできます。詳細は公務員試験に3ヶ月?半年の短期間で合格する勉強法をご覧ください。)
こうしたことから、司法試験や公認会計士といった超難関試験に比べれば合格しやすいですが、宅建や簿記2級のようなメジャー資格よりははるかに難しいものであることは間違いありません。
ちなみに、前述の通り公務員試験の種類は非常に多種多様ではありますが、その中でずば抜けて難しいのが国家総合職と裁判所事務官総合職です(衆議院事務職員なども合格率の面では難しい部類に入りますが採用数が少ないためここでは割愛します)。
前者はいわゆる官僚になる人(キャリア組とも言います)が受ける試験であり、後者は院卒生を対象とし司法試験組が受験するような試験となっており、ともに高学歴かつ勉強ができる受験生が多数占めており公務員試験の中でも最難関の試験となっています。
さらにこれらは他の試験と同様、官庁訪問や面接も行われるため、勉強だけできても採用されるとは限りません。勉強だけできるが社交性のないガリ勉タイプは今や間違いなく公務員試験に合格することが難しくなっているのです。
国家総合職および裁判所事務官総合職以外では国家公務員は筆記試験のウエイト難しい傾向があり、地方公務員だと大きい組織(都道府県レベル)だとやや難しい傾向にあり、小さい自治体(市区町村)は易しめな傾向があります。
しかし、試験に合格したいからという理由で試験の易しい自治体を受けるというスタンスはおすすめできません。
なぜなら前述のとおり公務員も面接重視の傾向となっているため、たとえ筆記試験に合格できたとしても最終的に内定をもらえるかどうかはわからないからです。
一般的に筆記試験のレベルが低いところほど受験者が集まり、また民間併願者や現在民間企業で働いている人なども受験することも多いことから面接のレベルは高くなります。
勉強だけしてきた人に比べ併願者や社会人のほうがコミュニケーションのレベルはもちろん高いので、そのような受験生と戦わなくてはならないということを覚えておいてください。
なお、試験全体の倍率に関してはあまり気にしなくてもいいかと思います。
もちろんそもそもの採用人数が少なく、数十倍や数百倍になる試験は採用されるのは難しいと思いますが、一次試験から最終合格までの倍率が10倍ぐらいであればそれほど恐れる必要はありません。
なぜなら公務員試験は無料で受験できるため記念受験組が多いので、きちんと勉強している人だけで考えれば実質の倍率はかなり低くなるはずです。
逆に面接の倍率が高い試験や3次試験や4次試験のように面接回数が多い試験(小さい自治体に多い)は人物重視の傾向が非常に強いため小手先のテクニックだけでは合格は難しくなってくるので要注意です。そこの自治体出身でない人や勉強が得意な人はまずは試験日の早い国家公務員や都道府県、政令指定都市を狙っていくといいでしょう。
ちなみに、よく言われる学歴やコネによる採用の違いはありません。詳しくは公務員はやっぱりコネ採用?学歴は関係あるの?をご覧ください。

まずは重要な科目から勉強を始めよう!

ここまでで公務員試験についての概要はわかってきたかと思いますが、公務員試験の最初の関門は一次試験と呼ばれる筆記試験を通過することです。
何度も最近の公務員試験は面接重視だと言ってきていますが、それでもまずは筆記試験に合格しなければならず、そして一次試験に合格するのも決して簡単なことではなく、20科目ほどの勉強をしなければならないためしっかりとした対策が必要となります。
公務員試験は、「教養択一試験」「専門択一試験」「論文試験(教養)」「面接試験」が課せられるのが一般的です。試験によっては専門記述試験や適性検査が課せられるケースもありますので必ず受験先の要項で確認するようにしてください。
教養択一試験と専門択一試験は公務員試験において非常に重要な試験となり、まずはこれらを攻略することを目指しましょう(ちなみに択一試験とは5肢択一問題のことで5択から一つ選択する形式です)。それぞれの科目の詳細については以下のとおりとなります。

◆教養択一試験
教養択一試験には「一般知能」と「一般知識」があります。
一般知能はあまり聞きなれない内容かと思いますが、数的処理は小中学校でやった算数、判断推理はパズルや図形的な問題、資料解釈は与えられた資料を読み取り正しいものを選ぶ、というものです。
これらはどの試験でも出題数が多く、非常に重要な科目ですが苦手とする人が多くやっかいな科目でもあります。後で出てくる法律系科目とこの一般知能は早いうちからしっかりと対策する必要がありなるべく苦手科目としないようにしましょう。
一般知識は基本的には高校でやる科目であり、難易度としてはセンターレベルと考えるといいでしょう。大学受験でどれだけ勉強したかがここにかかる労力の差となって現れてきます。
一般知能は暗記が中心となってくるため、勉強を始めるタイミングも一般知能よりも遅めで大丈夫です。しかし、科目が膨大なため、他の重要科目をいかに早めに終わらせることができるかがポイントとなります。

◆専門択一試験
受験生の多い行政系の公務員試験の場合、専門択一試験は法律系、経済系、行政系に分けることができます。
専門択一試験は主に大学で学ぶ科目となるため難易度は比較的高く、しっかりとした対策が必要となります。
技術職の受験生であれば、職種ごとに試験科目が異なり大学で専攻している科目が試験科目となることが多いです。(例:建築職の場合、構造力学、建築計画、建築法規、都市計画など)
出題科目は多いですが、どれも重要な科目というわけではなく特に重要なのは憲法、民法、行政法そして経済原論です。これらの科目は専門試験が課される試験であれば必ず出題され、かつ出題数も多いため公務員試験を突破するためには必ず対策しておかなければなりません。
教養科目についても言えることですが、出題科目が少なかったり、そもそも出題されない科目もあるため受験先の試験情報を確認し、どの科目が何題出題されるか確認し、重要な科目から勉強するようにしていきましょう!
出題科目についてさらに知りたい方は公務員試験に出題される科目まとめ(行政・事務系)を参考にしてみてください。

◆学習スケジュールについて
膨大な試験科目をこなしていくには優先順位が必要となります。
教養試験は一般知能が、専門試験は憲法、民法、行政法、経済原論が重要科目となるためまずはこれらの科目(主要科目)を一通り勉強してください。
特に一般知能は毎日勉強しパターンを身につける必要があります。公務員を目指すと決めたのであれば必ず毎日学習し体に覚えこませましょう。
専門科目については、主要科目の中でもまずは憲法、そして民法を学習を進めていくことをおすすめします。
これらの科目はとにかく出題範囲が膨大であり終わらせるのが大変なため直前の詰め込みではとてもではありませんが間に合いません。また憲法の勉強は他の法律系科目の学習に役立つことが多いため学校でも最初に学習するケースがほとんどです。
これらの科目はどの試験でも出題数が多いため、いかに早く習得し苦手意識を無くせるかがポイントとなります。
そして、一通り学習したら一般知識や行政法、経済原論などの勉強に移っていきます。
このように科目が膨大であっても重要科目という考えがあるため、優先順位を考え、しっかりとスケジュール感を持って勉強を進めていかないと試験本番で得点できないという事態に陥ってしまいます。最初に何を勉強すべきかを考えることはとても重要となることを知っておきましょう。

学校に通って勉強することが合格への近道

試験科目の多い公務員試験はただやみくもに勉強を続けても合格は難しいことはご理解できたかと思います。
独学で合格する人もいましが、個人的には学校に行くことをおすすめしています。理由は次のとおりです。

1.出題傾向をつかめるため無駄な勉強を省くことができる
2.学習ペースは学校に合わせていればよい
3.モチベーションを維持することができる
4.わからないところをすぐに聞くことができる
5.面接対策は独学はほぼ不可能
以下で詳しくご説明します。

1.出題傾向をつかめるため無駄な勉強を省くことができる
独学で勉強をすると市販の参考書と問題集を進めていくことになるかと思いますが、そうするとどういった部分が重要かどうかが自分では判断しづらくなります。
受験先により出題傾向や難易度は全く異なります。しかし問題集は難易度の高い問題や出題数の少ないジャンルも全て網羅しているため初めから全部解いていくのは非常に効率が悪いのです。
学校に通い勉強をすると、「この問題は難しいから国家総合職志望者以外は解けなくていい」といったことを言ってくれます。受験先により難易度や出題傾向が異なるのでこうした情報というのは独学ではなかなか得ることができないのです。

2.学習ペースは学校に合わせていればよい
科目が膨大な公務員試験はスケジュール感を持って勉強を進めることが重要だとお伝えしましたが、学校に通うことで自分でほとんどスケジュールを考える必要がなくなります。
学校は、「国家一般職・地方上級合格コース」のように、その試験に合格するためのカリキュラムがパッケージになっているのが一般的です。
そのため、試験日までに学習すべき内容についてあらかじめスケジューリングされているため「何から勉強すればいいのだろう?」と考える必要がありません。
先述した、一般知能と憲法から学習を始めるべきというのも学校であれば当たり前のようにそうしたスケジュールになっているはずです。そして次に学習すべき科目も決まっているので間違った優先順位をつける不安もなくなるということなのです。

3.モチベーションを維持することができる
勉強を進めていく上でモチベーションを維持することはとても重要です。
公務員試験の勉強は半年から1年という長丁場であるため独学だとモチベーションが低下してしまう可能性は非常に高いです。
毎日毎日図書館やカフェに行って問題集を解く、というのを1年間続けることができますか?もちろん独学で合格した人もいますが、大半は難しいのではないかと思います。
学校に通うことで公務員を目指す仲間ができます。勉強を進める上では仲間がいることはとてもいい刺激になり、ふとやる気がなくなったときでも息抜きに話をしたりすることでモチベーションを保つことができます。

4.わからないところをすぐに聞くことができる
学校の醍醐味はわからなところは聞けることでしょう。
独学で問題集を解いていたら必ず解説を見てもわからない問題が出てきます。そうしたときに一人で悩んでいるのは時間の無駄ですし、そもそもその問題が解ける必要があるのかどうかもわかりません。
市販の公務員試験用の問題集にはあらゆる試験の問題が載っているため、例えば国家総合職の問題などは難易度が非常に高く人によっては解けなくてもいいのです。
また、科目内で頻出分野というものがあるため、時間のない受験生は問題や分野の取捨選択も必要となります。
つまり、わからない問題について聞くということ以外に、その問題や分野をやるべきかどうかということも聞くことができ、無駄な時間を減らせるというメリットがあります。
ちなみに、集団授業だと質問がしづらいという人は個別指導の学校を利用すると良いでしょう。大手だから良いと思わずに、必ずいろいろ話を聞き自分に合った学校を選ぶようにしてください。

5.面接対策は独学はほぼ不可能
何度もお伝えしてますが、公務員試験が面接重視の傾向となるため筆記試験後にはしっかりとした面接対策を必ず行う必要があります。
面接対策は基本的なことは本である程度カバーできるものの独学ではほぼ不可能であるため学校で模擬面接などによる対策が必要です。
志望理由が説得力があるものか、気になる癖や話し方でないかなどは自分では分からないため、講師に評価してもらう必要があります。
ですので数ある学校の中でも必ず「面接対策を無料で何度もやってくれる」ところを選ぶようにしましょう。学校によっては1回5000円というように料金が発生するところもあります。そのため、申し込みをする前に通常の講義以外の部分についてどのようなサポートをしてもらえるかをしっかりと確認しましょう。
学校の費用に関してはコースで30万前後と決して安くはないため独学で勉強を進める人もいますが、数十万をケチって1年を棒に振ることを考えると決して高くはないはずです(1年早く公務員になったら給料、生活費等考えると数百万の差が出ますよね)。
ですので私は独学ではなくこうした理由から学校に通って勉強をすることをすすめています。

試験対策の基本は過去問をこなすこと!

予備校に行って講義を受けて満足する人がいますが、それだけではまず受かりません。講義内では問題を解きますが予備校で使う問題集は基本的には過去問です。
過去問というと大学受験で使うような赤本をイメージしがちですが、そうではなく様々な職種の試験の問題がランダムにカテゴリごと(民法の抵当権の部分など)に掲載されています。
予備校の問題集であればあまり奇問や悪問は載っていないため各カテゴリで比較的よく出る問題が中心なので、基本的には予備校の問題集をマスターすればほとんどの試験に合格できるのです。なので講義を受けて解きぱなしではなく、必ず復習をしましょう。
ただし、間違った復習の方法をしては意味がありません。過去問の解き方については公務員試験合格に必要な正しい過去問の解き方のすべてをご覧ください。
過去問をこなすという勉強はあらゆる試験に共通するものです。「過去問を制するものは試験を制する」とまで言われてますから、公務員試験の勉強をする=過去問を解く、という認識でいても過言ではありません。
独学の方でも方法は同じで、市販の過去問が掲載された問題集を買い、とにかく解けるように何度も回してください。ただしいきなり過去問を始めても全く解けないので、まずは易しめのテキストで一通り理解し(完璧に理解する必要はありません)、問題を解き間違ったものについては解説を理解し、テキストで該当の箇所を確認する、という流れで進めていってください。
要注意なのが、公務員試験は難問が解けなくても基本?標準問題が解ければ誰でも合格できる試験なので、解説をいくら読んでもわからない問題は後回しにしてください。まずは基本的な問題を解けるようにする、というのを必ず意識するようにするべきなのです。
こうした問題の見極めも独学では難しいので個人的には予備校に通うことをおすすめしています。
なお、どれくらい勉強すればいいのかについては受験先や大学受験にどれくらい勉強してきたかによって大きくことなります。詳細は公務員試験合格に必要な勉強時間について知っておきたいことを参考にしてください。

公務員の仕事は甘くないものだと知ろう

さて、ここまで読んでいただいた方は公務員試験の全体像がなんとなく掴めどのように勉強をしていけばいいのかということがわかったかと思います。
しかし、そもそもなぜ公務員を目指したいと思ったのかよーく考えてください。
なんとなく楽そうだから?一生安定で福利厚生もしっかりしているから?ワークライフバランスでアフターファイブを満喫したいから?
いずれも公務員を目指す人が言いがちな台詞ですね。
確かに福利厚生はしっかりしているのは間違いないですが、それは民間企業でも公務員以上に福利厚生が整っているところもあります。
しかし一生安泰かというとそうとは言えないかと思います。自治体によっては財政状況の悪化に伴い人員削減(採用数の抑制)を進めているところがあります。
そうすると給与の削減だけでなく、既存の職員の仕事量が増えていき残業せざるをえない状況になります。
よく省庁の官僚は毎日朝方まで仕事だけど地方公務員は楽でしょ?なんて聞かれますが、そんなことはありません。
正直楽な部署もありますが、毎日終電まで仕事が当たり前という部署もあります。また、税金の取り立てのような仕事もありますし、住民からの理不尽なクレームにも耐えなければならず強いメンタルが必要であり、決して楽な仕事ではありません。
民間でもそうですが、大変な部署とそうでもない部署があるだけであり、一概にどうというのは難しいのです。
それでも公務員として働きたい!という人は目指せばいいと思います。
自分が何がしたくて、公務員になったら何ができるか。このへんをよく調べ目指しましょう。そうすれば面接の際の志望理由としても使えます。
とにかく楽がしたい、という気持ちでは入庁してから現実を知りつらい毎日を送るだけなので、勉強を始める前に「公務員になって何がしたいか」をよく考えてから取り掛かるようにしましょう!

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