受験資格は必須で確認!わかりづらい試験準備についても解説

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受験資格について

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受験資格を満たしていなければ試験を受けることはできません。
ここでは公務員試験を受ける方法として、基礎知識について解説。
分かりにくい用語や制度についてご紹介しています。

公務員試験の受験資格について

公務員試験は、受験先によって「受験資格」が違います。基本的には年齢のみが条件となりますが、中には学歴として大卒以上だったりする試験もあります。
高卒区分として受験可能なのが大体17歳~20歳。受けられる試験としては地方公務員の初級や国家公務員一般の高卒程度があります。
専門学校や短大、また大学を出たあとくらいの21~29歳までの区分としては一部高卒扱いにはなりますが、地方公務員の上級や各大卒程度の試験を受けることが可能です。
職務経歴を5年以上重ねた上で30歳をこえている人は社会人経験者採用枠というものが設けられていますが、基本的に公務員になるには20台までと考えておいた方が無難かもしれません。
このサイトの難易度などを見て貰えれば分かりますが、ほとんどが17~29歳までの受験資格となるからです。

ただし公務員試験の受験資格は原則事項なだけであって、例外がないわけではありません。
年齢はもちろん学歴も個々で例外枠がありますので、まずは応募や問い合わせをしてみるのが重要です。
学校によっては学校で受験資格を与えられるところもあります。

◆受験先別の概要 ※参考
【国家公務員】
○国家公務員には同じ職種でも階級別のように様々な試験種別と採用先が用意されています。
・国家総合職(院卒/大卒区分)…30歳まで
・国家一般職(大卒区分)…30歳まで
・国家専門職(国税専門官/財務専門官/法務省専門職など)…30歳まで
・裁判所総合職(院卒区分/大卒区分)…30歳まで

【地方公務員】(都道府県や政令指定都市の場合)
大卒程度の区分(地方上級)…自治体によって定められている
高卒程度の区分(地方初級)…概ね20歳まで
社会人経験者区分…自治体によって定められている

【地方公務員(市町村の場合)】
大卒程度の区分…自治体によって定められている

公務員試験の基礎知識

公務員試験は試験の仕組みが非常に複雑で、インターネット内でも膨大な情報が溢れているため、情報を探すスキルがないと学習スタートが大幅に遅れてしまうこともあります。
ここでは、公務員試験のことを知る上で基本的な知識をお持ちいただき、情報収集のストレスを少しでも和らげていただこうと思います。

【試験区分~名称は千差万別】
前述のように、試験区分には「高卒程度」「大卒程度」「社会人経験者」といったものがありますが、受験先によって呼び方も異なることはご存知でしょうか。
高卒程度の場合は、「初級」「Ⅲ類」「Ⅲ種」「B区分」、大卒程度は「上級」「Ⅰ類」「Ⅰ種」「A区分」という名称を用いることがあります。そのため、例えば現役大学生の方が関東圏内の自治体で試験情報を検索していたら「東京都には"Ⅰ類A"と"Ⅰ類B"があって、特別区は"Ⅰ類"?神奈川県が“Ⅰ種”で埼玉県は“上級”・・・一体どうなっているの!?」と混乱してしまうことも少なくないようです。
結論から言えば、これらはすべて同じ「大卒程度区分」なのですが、東京都Ⅰ類に関してはB区分が一般的な大卒程度、A区分は大学院卒程度という位置づけになっているなど、さっそく“原則”から外れてしまっています。
Ⅱ類は「資格免許職」を指す区分とされることが一般的です。

【職種~仕事の種類】
採用試験には年齢による区分だけでなく、様々な募集職種があります。
公務員の業務は事務職が中心ですが、それだけでなく“技術職”、“心理職”、“福祉職”などの専門職や、警察官・消防官に代表される“公安職”、または保育士・栄養士・保健師などの“資格免許職”などもあります。さらに言えば、技術職の中にも「土木」「建築」「機械」「電気・電子・情報」「化学」「農学」など、幅広い区分で採用を行っているため、どこを志望するか?という志望先については「○○県の大卒程度で技術職の土木区分を受験する」といった形で区分と職種を明確にしておくことが必要となります。
専門職の募集は原則、大卒程度が中心となっていますが、高卒区分や社会人経験者区分で行われることもあります。

【併願~受験チャンスを広げる】
受験資格があれば、複数の試験にチャレンジできるのが公務員試験です。
試験は例年、5月頃から秋口まで行われているため、その中で日程が重ならなければ「併願」することができます。そうすることによって第一志望の前に本番の感覚を掴んでおくことや、万一の場合に第二、第三志望を用意しておくことなどができます。

【試験情報の探し方】
インターネットで試験情報を探そうとしたけれど、何を見ればいいかわからない、または自治体のホームページを見たものの試験情報が掲載されていないといったケースも少ないありません。そこで、試験情報の探し方について大事なポイントをお話させていただきます。

①何を見ればいいかわからない場合は・・・
何を探しているかにもよりますが、基本的には試験を行っている団体のホームページを見ていただく事が一番です。国家公務員の場合は、人事院のホームページに情報がまとめられているため、ここを抑えておけば問題はありませんが、地方自治体のホームページは、取り扱っている情報が多いため、試験情報を見つけるのが難しいと思います。そういった時は、「○○県 職員採用」といったキーワード検索をしていただくと、自治体ホームページの中の試験情報ページが見つけやすくなります。

②試験情報がなくなっている場合は・・・
試験案内は実施の2,3か月前から発表されることが多いため、検索をした時期によってはまだ情報が出ていないこともあります。そうした場合は、過去の募集案内などがサイト内に残っていることもあるため、前年の情報を見て参考にしておくこともおすすめです。ただし、市町村単位の自治体は試験実施後、すぐに情報を消してしまうことがあります。

③学校案内を参考にする
各学校では授業での公務員対策はもちろん、受験時やその後までサポート体制が整っています。
ただでさえ複雑でわかりにくい公務員試験なので、大事な試験日や準備でミスの無いようにこまめに相談や確認をすると万全です。

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